俺のB面~感情の置き場~

20代のサラリーマン。問題解決が主な仕事。

【新型コロナ自粛】今こそグライダー人間からの脱却のチャンスかもしれない

思考の整理学 (ちくま文庫)

ローラン(Rolan)です。今日は最近、大学時代に読んで影響を受けた外山滋比古氏著「思考の整理学」を読み直して考えたことがあるので紹介する。

 

今は長引くコロナ外出自粛で窮屈な生活を強いられており、もう映画やテレビ、読書、掃除などやることが一巡して、自宅での生活に飽きてしまい、何をしたらいいかわからなくなったり、仕事でもテレワークをやっているものの、新型コロナウイルスの影響で世の中の需要が蒸発しているなか、マストでやらなければならない仕事が減ってきて、1日の労働時間を埋めるのに苦労したりしているのではないかと思う

「思考の整理学」はざっくりで申し訳ないが、自分の頭で考えるとは何か?自分の考えをどう整理して、アウトプットしていくかを書いたもので、「東大・京大で一番読まれた本」としても話題である。自分も大学1年生の時に読んだが、数年の時を経て読み直してみた。本の内容が気になる人は実際に購入するか、検索してレビュー記事を読んでいただきたい。

 

内容に入る前に「思考の整理学」内の言葉を紹介する。

 

人間には、グライダー能力と飛行機能力とがある。受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが後者である。両者はひとりの人間の中に同居している。(中略)

しかし、現実的にはグライダー能力が圧倒的で飛行機能力はまるでなし、という”優秀”な人間がたくさんいることもたしかで、しかも、そういう人も”翔べる”という評価を受けているのである。 

 

大体の仕事は組織が時間をかけて培ってきたブランド、ノウハウ、オペレーションが画一されており、仕事にいけば、もちろんイチから企画するものもあるものの、大体はやることがある明確で、仕組みに乗っかって+α頭を使えば仕事ができてしまう。

 

プライベートでもgoogleで面白そうな場所やレストランを検索して、足を運べば娯楽を提供していくれる。趣味のスポーツもルールが確立されており、それに沿って技術を磨けば楽しむことができる。

 

数年ぶりに読み返してみて、これまで主体的に行動して自分の力で結果を出してきたつもりが、実際は会社が作り上げた優位性を享受して結果を出してたに過ぎないのではないか、プライベートでも誰かが作ってくれた娯楽を享受していただけなのではないか、自分は「グライダー人間」になっていたのかもしれないと気づかされた。

 

今、需要が蒸発している中、仕事ではマストでやらなければいけないことが少なくなってきている状況下、自ら課題を発見して主体的に取り組むことが求められておりプライベートでは、外から与えられる刺激に依存するのではなく、何気ない出来事から自ら楽しみを見出す力、つまりは「自走」する力を磨くことが重要だ。

 

 

新型コロナウイルスはこれまで棚上げ・先延ばしにしていた課題を再認識させられる。

旗を掲げていながら、イマイチ進んでいなったテレワークや、根強かった紙文化からの脱却も新型コロナウイルスの影響で結果として浸透することになった。

 

新型コロナウイルスとの闘いは先が見えない不安との闘いでもあるが、制約をイノベーションに繋げられるように、前進することが我々に求められているのではないか。(あくまで健康第一で)

 

最後にこの記事を読んで、役に立った・面白かった、え?ローラン意外にいいこと言うじゃんと思った方はブックマーク、はてなスター、読者登録(必須)をお願いします!

↑↑↑読者登録のひと手間をローラン/Rolanに下さい!!

 

~END~

 

お題「#おうち時間

rakuichirakuraku.hatenablog.com

rakuichirakuraku.hatenablog.com

rakuichirakuraku.hatenablog.com