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【ミドル以降聞け!】新型コロナ禍のリモートワーク・テレワークでPCスキルが低いミドル以降の社員は社内失業になるぞ!!

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土曜日ですが、金曜日に書き始めた仕事の記事を投下します!
リアルなオフィスは、責任がそれほどない程度の肩書を持ったホワイトカラーのミドル以降の社員にとっては、温室のような環境だ。自分でエクセルやパワーポイントが使えなくても部下に振れば、エクセルで数値を分析し、パワーポイントでプレゼン資料を作ってくれる。コピー取りや会議室の手配等の身の回りの世話をしてくれて、PCで分からないことは、声をかければすぐ教えてくれる。打ち合わせを主催し、方向性を決め、それに対して、部下に進捗を報告させ、フィードバックをする等仕切っているふりをすれば、なんとなく仕事をして貢献しているように見えたからだ。(たとえ、そのフィードバックが大して役に立つものではないとしても)しかし、お互いの動きが見えないリモートワーク下ではそんな「仕事をしたフリ」は通用せず、形に見える”モノ”を求められることになる。その状況下では、PCスキルがなく、自ら作業できない社員はチームの足を引っ張ることになる。

意思決定権を持たない介在者の存在価値が下がる

お互いの顔が見えないリモートワーク下では、いくら平常はボトムアップ型の組織だったとしてもトップダウン型の意思決定になり、情報の混戦やスタックを防ぐためにもできるだけ介在者を減らし、意思決定者が情報の流れのハブになり、業務を細切れにして、各メンバーの業務の進捗を直接管理することになる。そうでなければ、各プロセスで情報と業務がスタックしても顔が見えないので、どこでスタックしているのか、確かめられず、管理者が不安になるからだ。今そうでない会社も改善を重ねる中で必ずそうなっていくと思う。リモートワークが本格化して3日間であるが、事実自分の部署ではそうなっており、実際に介在者の存在価値が否定されるような一幕も複数あった。

 (自部署の改善の詳細は以下記事をお読みください)

rakuichirakuraku.hatenablog.com

rakuichirakuraku.hatenablog.com

 

意思決定者以外はプレイヤーとしての働きが求められる

リアルなオフィスでは、チームワークで自発的な役割分担でお互いを助け合うことができるが、連携がとりにくいリモートワーク下では、できるだけ連携が発生しないように、業務を細分化して各人がそれぞれ作業していくことになる。工場の生産管理に例えるとX工程はAさん、Y工程はBさん、Z工程はCさんといったようなイメージだ。そうなると企画系のホワイトカラーで各人の働きを図る指標は目に見えるもの、例えば、企画書、分析資料、プレゼン資料になる。その結果、意思決定者からの仕事を部下に丸投げして、進捗を報告させ仕切っているフリをする介在者のビジネスモデルは崩れ去ることになる。

 

すでにPCスキルのないミドル以降介在者は社内失業者化している

最初、意思決定者は介在者にも仕事を分担していたが、途中から部下に仕事を丸投げし、自分のところに上がるまでに意味のない指摘をして、業務をスタックさせている実態に気づいたのか、部署内にできた資料を裏で個別に報告させることや個別に指示をすることを明示的に禁止し、全体に共有するように指示があったとともに、自分はでロクなエクセル分析やパワーポイントで資料を作れない介在者には難易度の低い仕事が振られることになり、ほぼ社内失業状態になっている。それにも関わらず、介在者からは仕事の進捗の報告が3日間で1回もなかった。

 

ホワイトカラーであるならば最低限のPCスキルは身に着けるべき!

ミドル以降の社員のPCのスキル不足は、これまで見過ごされがちだったが、リモートワーク下ではその問題が顕在化したと思う。これまでもミドル以降ならPCを使えなくてもしょうがないという風潮があったが、考えてみれば、エクセルは20年前からあるツールであり、最新ツールでもなんでもない。若造が生意気なことを言っているのは十分承知の上だが、人生100年時代の中、40代なんてまだまだマラソンの折り返し時点前であり、成長を諦めるのは早すぎる。今は新型コロナウイルスの影響で状況は変わったと思うが、少し前までは人手不足が深刻と言われていた。ここからは私見だが、ホワイトカラーにおいては、事の本質は「人の頭数が足りないのではなく」「手を動かす人が足りない」ということではないか。自社に限って言えば、部署が膨大な業務を抱えている時、リサーチや分析、資料作成の仕事は全て若手(3名)がやっていて、PCスキルがないミドル以降(3名)はその作業中とくに仕事を抱えている様子はなく、明らかに「手待ち」状態だった。その手待ちの間に一部の作業を分担できていれば、人の頭数からみればそれほど残業が発生する総作業量ではなかったと思う。(事実若手は月100時間超の残業をしているのに対してミドル以降は定時退社だった。)

技能工やブルーカラーの世界ではミドル以降でも必須スキルがないと生き残れない反面、ホワイトカラーは必須スキルがなくても過去の経験と役職で仕事ができるが、リモートワークが前提になると、ホワイトカラーであっても必要最低限の必須PCスキルがないと生き残れなくなり、お荷物になるだろう。

 

エクセルで簡単な計算やif関数やvlookup関数等の簡単な関数を使いこなせない、パワーポイントで部下が作っているフローチャートの作り方がわからない、PCのちょっとしたトラブルを一人で対処できないホワイトカラーのミドル社員以降は今からでも遅くないから、少しずつでもPCスキルを身に着けていくべきではないか。それがホワイトカラーの生産性向上につながる第一歩ではないかと自分は思う。

 

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