俺のB面~感情の置き場~

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【新型コロナ禍】今日のリモートワーク・テレワーク~炙り出された業務の無駄~

今週のお題「オンライン」

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昨日の部署単位でのリモートワークデビュー戦では、

「お見合い」「手待ち」「重複」「分担調整」のオンパレードでホロ苦レビューとなったが、今日は少しは改善された。改善されたとともに、これまで「阿吽の呼吸」のチームワークという看板の裏に隠れていた業務の無駄が炙り出される結果となったので、それについて語っていく。

繰り返しとなるが、部署単位のリモートワークレビュー戦は管理職の曖昧な指示により、「お見合い」「手待ち」「重複」「分担調整」のオンパレードとなり、最後は管理職が「明日はもう少し役割分担をしっかり考える」という台詞を残し、オンライン上から姿を消すというホロ苦レビューとなり、今日の指示出しが期待されていたところである。

昨日のリモートワークの一幕は詳しくは以下記事を確認頂きたい

 

rakuichirakuraku.hatenablog.com

 

そして今日1発目のメール。今日は業務開始時間よりかなり早くPCを立ち上げたのだが、さっそく管理職から1通のメールが入っていた。きっと昨晩いろいろ考えたのだろう。

 

そのメールのイメージはこれだ

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Time:2020年4月9日(木)7:45

TO:●●プロジェクトチーム

From:管理職(課長)

件名:今日の役割分担について

 

おはようございます。

今日はリモートワーク2日目ですが、頑張っていきましょう。

昨日の反省を踏まえ、今日は以下の通り、役割分担を考えましたので、

ご意見がある場合はお願いします。

 A:●●●の企画

 B:△△のデータ分析

 C:××の資料作成

 D:◆◆◆

 E:・・・・・

また、情報の混戦を防ぐために、連絡はチーム全員返信にしてください。

今日もよろしくお願いします。

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これもわかりやすいように簡略化していますが、大きく言えばこんな感じです。

昨日と比べれば、かなり役割分担が明確だ。

 

そしてほどなくして、課長代理から以下のメールが全員返信でやってきた。

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Time:2020年4月9日(木)8:30

TO:●●プロジェクトチーム、管理職(課長)

From:A(課長代理)

件名:Re:今日の役割分担について

 

課長、役割分担ありがとうございました。

Bさん、Cさん

●●●の企画についての関連ありそうなデータと資料を見繕ってもらえませんか

よろしくお願いします。

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いつもの光景といえば、いつもの光景ではあるが、この課長代理Aは、自分に振られた仕事をすぐそのまま下に丸投げして、自分はそれをまとめて管理職に報告するだけのやつだ。管理職とのイメージのすり合わせができていないから、大体イメージとずれていて、手戻りが発生する。いわば、部署のボトルネックだ。すると程なくして、

管理職(課長)からのメール

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Time:2020年4月9日(木)8:45

TO:●●プロジェクトチーム、A(課長代理)

From:管理職(課長)、

件名:Re:今日の役割分担について

 

BさんとCさんには私から仕事を割り振っていますので、そちらを優先していただければと思います。

Aさんは、ご自身で割り振った仕事をお願いできませんか。

それとも何か多くの仕事を抱えているのですか?

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おおおおおおおwwwww課長ナイスwww

 

いままで、打ち合わせで部下に仕事を丸投げして進捗確認だけしていた課長代理の実態が炙り出された。

 

さらに、各々がタスクを終え、全員返信で報告した時、

 

課長代理Aが

「Cさんこの資料はもっと●●した方が良いかと思います」

 

と返信するもすぐさま課長が

 

「いや、もとでいいと思います。内部資料なので見栄えに拘るよりもCさんには次のタスクをお願いできませんか」

 

と返信。いつも介在価値が疑問視されていた課長代理の介在価値のなさがリモートワークにより明らかになった。

 

課長代理はデジタルに弱く、さらにエクセルもパワーポイントもロクに使えず、自分で手をほとんど動かさないので、今日メンバーのなかで唯一途中経過の報告がなかった。

 

依然として「お見合い」「手待ち」「重複」「分担調整」による滞りはあったが、昨日よりはずいぶんマシになった。なんといっても、今まで介在価値が疑問視されていた課長代理Aの実態が明らかになっただけでも儲けものだ。

 

これまで意思決定者の課長の前に、課長代理のOKを取る必要があったが、そのプロセス自体が無駄だったことが、炙り出された。課長と課長代理との間で何度もあった手戻りが今日はなかった。

 

このようにリモートワークが当たり前になる環境下では、

過去の経験に基づく助言と役職だけで勝負していた中間者の介在価値が減り、

全員がプレイヤーにならなくてはいけないのだ。

 

40代以降はホワイトカラーでありながら、部下がいないとPCのちょっとしたトラブルも1人で解決できないものや、ワードのインデント1つ合わせられなかったり、エクセルやパワーポイントも満足に使えず、資料1つ作れないものもいるが、今からでも遅くないから、ホワイトカラーとして当然備えておくべき、ITデジタル・スキルを習得する努力をするべきである。そうすれば、若者に作業が偏ることなく、効率よく業務が回せるのではないか。

 

このように、リモートワークによって、これまで陰に隠れていた業務の無駄や、ごまかしてきたホワイトカラーとしてのスキル不足が露呈することになった。

 

リモートワークによる部署の運営としては、試行錯誤の段階ではあるが、

何となくリモートワークで仕事を回す要諦がだんだん分かってきたので、

近いうちに、リモートワークによるチーム運営についての記事を書こうと思う。

 

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~END~

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